【刈田岳/宮城県】雪紋が輝く蔵王(絶景!スノーシュートレッキング)

東北の日本百名山
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雪紋が輝く蔵王スノーシュートレッキング

刈田岳の情報

刈田岳のデータ

標高:1758m(三等三角点)
所在地:宮城県刈田郡
分類:日本百名山(蔵王連峰の最高峰は熊野岳)

登山記録(2021年2月)

行程:すみかわスノーパーク⇒大黒天⇒刈田岳⇒大黒天⇒すみかわスノーパーク
距離:10.9km
上り:738m 下り:729m
時間(休憩含む):6時間20分

山頂までの登山道の様子(ポイントなど)

【ピストン】すみかわスノーパーク⇒刈田岳

冬の蔵王連峰には樹氷などを目当てに多くの人が訪れます。
今回はすみかわスノーパークから刈田岳までスノーシューで登りました。

雪上車がたくさんの人を運んでいました。

静かな雪山をのんびりと歩いていきます。(すみかわゲレンデ⇒あとみゲレンデ)

あとみゲレンデはなかなかの傾斜です。
スキーやスノーボードの邪魔にならないように端を歩きます。

泉ヶ岳、北泉ヶ岳、船形山などがきれいに見えます。
雪が積もると山のシルエットがすっきりしますね。

高度が上がり、山頂が近づいてきました。
南側には安達太良山や吾妻連峰が見えました。

奥に刈田岳が見えます。山頂まであと少し!!

蔵王と言えば「アイスモンスター」と呼ばれる樹氷が有名です。樹氷は0℃以下に冷やされた(過冷却された)水の粒がアオモリトドマツ(別名:オオシラビソ)などにぶつかった瞬間に凍ったものです。

樹氷になるアオモリトドマツはトウヒツヅリヒメハマキやトドマツノキクイムシなどの害虫による被害を受けて弱っています。アオモリトドマツの森林を回復させる取り組みも行われているので、なんとかこの絶景が後世に伝えられることを願っています。

山頂の様子(標識や避難小屋など)

刈田岳山頂付近の避難小屋はたっぷりの雪に覆われています。

山頂の鳥居は御覧のように真っ白!お釜も雪に覆われて真っ白でした。

お釜も雪に覆われています。

先ほどの話題に挙げた過冷却された水滴が山頂の鳥居や標識にぶつかって凍ったものが海老のしっぽと呼ばれていますね。雪山で海老のしっぽを見つけるとテンションが上がりますよね!!

今回のベストショットがこれです↓↓「雪紋と雪化粧した飯豊連峰」
雪紋はシュカブラとも呼ばれ、風が作り出す自然の芸術です。


過去に悪天候でホワイトアウトを経験したこともありますが、この日は天気予報通り終始晴れでした!厳しい自然が作り出す美を満喫することができました。

下山後の温泉&グルメ

刈田岳周辺の温泉

・神の湯 料金:330円
営業時間:10時00分ー13時30分
16時00分ー19時30分

・まほろばの湯 料金:800円(7時00-17時00分)
700円(17時00分-22時00分)
※平日は100円引き
営業時間:7時00分ー22時00分
※平日は9時00分ー20時30分
最終受付は30分前

刈田岳周辺のグルメ

蔵王連峰麓の遠刈田町周辺には美味しいものがたくさんあります。
はせがわ屋の豆乳ソフト、蔵王そば新楽食堂のかもそば、たまご舎のソフトクリームなどなど
夏にヨーグルト工房Atreyu(アトレイユ)に行って食べたヨーグルトも絶品でした↓↓

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